エレイソン・コメンツ 第388回 (2014年12月20日)
古代には神の民は救いを求めました.
今日,神の民はどれ程叫べば良いのでしょうか.
(こだいには かみの たみは すくいを もとめました.
こんにち,かみの たみは どれほど さけべば いい のでしょうか.)
私たちの救世主イエズス・キリストが私たちの身の周り(=回り)においでになる ( “coming amongst us” ) 季節は,私たちが如何に切実に神を必要としているかを思い起こすに相応しい時期でしょう (わたくしたちの すくいぬし いえずす・きりすと が わたくしたちの みのまわりに おいでになる きせつは,わたくしたちが いかに せつじつに かみを ひつようと しているかを おもいおこすに ふさわしい じき でしょう) . ( “The season of Our Redeemer’s coming amongst us is surely a suitable moment to remind ourselves how much we need God.” ) .勿論,この事は,これまでも常にそうでした (もちろん,このことは,これまでも つねに そうでした) ( “Of course it has always been so.” ) .救世主〈 きゅうせいしゅ・すくいぬし =キリスト・メシア〉御生誕以前,神は邪悪に堕落していくばかりの異教徒の世界とりわけ旧イスラエル人たちへの関与を通して常に人々と共におられ( “came into” ) (きゅうせいしゅ〈すくいぬし〉〈=きりすと・めしあ〉 ごせいたん いぜん,かみは じゃあくに だらく していく ばかりの いきょうとの せかい とりわけ きゅう いすらえるじん たちへの かんよを とおして つねに ひとびとと ともに おられ) ( “Before Christ, God came into the ever more wicked pagan world specially to the Israelites …” ) ,(旧イスラエル人たちを自らの民として選び取られ)彼らとの間に契約を交わされ(神の民に相応しく在るべく)律法をお与えになって(民心の清めをお計りになり)(=旧約=旧い契約 “the Old Testament” ),自らの独り子の到来に備えられました (〈きゅう いすらえる じん たちを みずからの たみ として えらびとられ〉かれら との あいだに けいやくを かわされ〈かみの たみに ふさわしく あるべく〉りっぽうを おあたえに なって〈みんしんの きよめを おはかりに なり〉〈きゅうやく=ふるい けいやく〉,みずからの ひとりごの とうらいに そなえられました) ( “… with the Old Testament to prepare for the coming of his own Son.” ) (訳注1-1・参照文献:大辞林「契約」③ 〈さんしょう ぶんけん:だいじりん「けいやく」さん〉) .ここでは,詩篇第43篇に触れます( “Here is Psalm 43, …” ).これは,新・旧約聖書における神の民である古代イスラエル人,カトリック教徒の双方に当てはまるものです (ここでは,しへん だい よんじゅうさん ぺんに ふれます.これは,しん・きゅうやく せいしょに おける かみの たみ である こだい いすらえる じん,かとりっく きょうとの そうほうに あてはまる もの です) ( “… all of which applies both to the Israelites and to Catholics, God’s people in Old and New Testaments …” ) .(改定標準版を用い,標題及びカッコは私が加えました):– (〈かいてい ひょうじゅん ばんを もちい,ひょうだい および かっこは わたくしが くわえました〉) ( “… (Revised Standard Version, titles and brackets added) :– ” ) (訳注後記1-2・訳注で使用される邦訳聖書〈バルバロ神父訳〉では第44(43)篇と記述されています 〈やくちゅうで しよう される ほうやく せいしょ〈ばるばろしんぷやく〉では だい よんじゅうよん〈よんじゅうさん〉ぺんと きじゅつ されて います〉.)
(訳注2-1・ ( ) 内の数字が英語版(R.S.V)による番付)
A 神は民を擁護された . (かみは たみを ようご された.)
1(0) 歌の指揮者に.コレの子らの歌(うたの しきしゃ に.これの こら の うた). 2(1) 神よ,我等はこの耳で聞いた,先祖( “our fathers” )が語った事を.その頃,その昔の頃,あなたが行われた偉業を (かみよ,われらは この みみで きいた,せんぞが かたった ことを.その ころ,その むかしの ころ,あなたが おこなわれた いぎょう を) ( ” 1 We have heard with our ears, O God, our fathers have told us, what deeds thou didst perform in their days, in the days of old: ” ), 3(2) あなたの御手の業を.先祖たち “( our fathers ) ” を植え付ける為に,あなたは国々( 異教徒たち “( pagans )” )を追い散らし,先祖たち “( our fathers ) ” を拡げる為に,あなたは諸諸の民( 異教徒たち “( pagans )” )を苛んだ (あなたの おんての わざを.せんぞたちを うえつける ために,あなたは くにぐにを おいちらし,せんぞたちを ひろげる ために,あなたは もろもろの たみを さいなんだ) ( ” 2 … thou with thy own hand didst drive out the nations ( pagans ), but them ( our fathers ) thou didst plant; thou didst afflict the peoples ( pagans ), but them ( our fathers ) thou didst set free; ” ). 4(3) 彼らが地を継いだのは自分 “( 先祖 ) ” の剣ではなく,彼らを救ったのは自分の腕の力ではなく,あなたの御右,あなたの御腕,あなたの御顔の光だった.あなたは彼らを愛された (かれらが ちを ついだ のは じぶんの つるぎ ではなく,かれらを すくった のは じぶんの うでの ちから では なく,あなたの おんみぎ,あなたの おんうで,あなたの みかおの ひかり だった.) ( ” 3 … for not by their own sword did they ( our fathers ) win the land, nor did their own arm give them victory; but thy right hand, and thy arm, and the light of thy countenance; for thou didst delight in them.” ). 5(4) 神よ,あなたは私の王,ヤコブに勝利を与えられた御者 (かみよ,あなたは わたくしの おう,やこぶに しょうりを あたえられた おんもの.) ( ” 4 Thou art my King and my God, who ordainest victories for Jacob.” ). 6(5) 我等はあなたと共に敵に立ち向かい,あなたの御名によって,仇を踏みにじろう(われらは あなたと ともに てきに たちむかい,あなたの みなに よって,あだを ふみにじろう.)( ” 5 Through thee we push down our foes; through thy name we tread down our assailants.” ). 7(6) 私は自分の弓に頼らない,私を救うのは剣ではない (わたくしは じぶんの ゆみに たよらない.わたくしを すくう のは つるぎ ではない.) ( ” 6 For not in my bow do I trust, nor can my sword save me.” ). 8(7) あなたによって敵に勝ち,憎む者は恥辱に覆われる (あなたに よって てきに かち,にくむ ものは ちじょくに おおわれる.) ( ” 7 But thou hast saved us from our foes, and hast put to confusion those who hate us.” ). 9(8) 我等は日々,神において誇り,永久に御名を称える(=讃える) (われらは ひび,かみに おいて ほこり,とわに みなを たたえる.) ( ” 8 In God we have boasted continually, and we will give thanks to thy name for ever.” ).
B 神は彼らを拒まれた . (かみは かれらを こばまれた.)
10(9) だが,あなたは我等( イスラエル人たち “( Israelites )”)を退け,恥で覆われた.あなたはもう,我等の隊列と共に進まれなかった (だが,あなたは われらを しりぞけ,はじで おおわれた.あなたは もう,われらの たいれつと ともに すすまれ なかった.)
( ” 9 Yet thou hast cast us ( Israelites ) off and abased us, and hast not gone out with our armies.” ). 11(10) あなたは敵の前で,我等を退却させたので,我等を憎む者は略奪を欲しい儘(侭)にした (あなたは てきの まえで,われらを たいきゃく させた ので,われらを にくむ ものは りゃくだつを ほしいままに した.) ( ” 10 Thou hast made us turn back from the foe; and our enemies have gotten spoil.” ). 12(11) あなたは我等を,屠殺される羊の様にし,国々の間に散らされた (あなたは われらを,とさつ される ひつじの ように し,くにぐにの あいだに ちらされた.) ( ” 11 Thou hast made us like sheep for slaughter, and hast scattered us among the nations.” ). 13(12) あなたは売っても利益にはならぬほどの安値で民を売り払われた (あなたは うっても りえき には ならぬ ほどの やすねで たみを うり はらわれた.) ( ” 12 Thou hast sold thy people for a trifle, demanding no high price for them.” ). 14(13) あなたは我等を,隣人の侮辱,囲りの民の嘲りと卑しめの的とされた (あなたは われらを,となりびとの ぶじょく,まわりの たみの あざけりと いやしめの まとと された.) ( ” 13 Thou hast made us the taunt of our neighbors, the derision and scorn of those about us.” ). 15(14) また,我等を国々の諺の種にし,諸諸の民の侮蔑にさらされた (また,われらを くにぐにの ことわざの たねに し,もろもろの たみの ぶじょくに さらされた.) ( ” 14 Thou hast made us a byword among the nations, a laughingstock among the peoples.” ). 16(15) 日々,私の前には辱めがあり,恥辱が私の顔を覆った (ひび,わたくしの まえ には はずかしめが あり,ちじょくが わたくしの かおを おおった.) ( ” 15 All day long my disgrace is before me, and shame has covered my face, …” ). 17(16) 敵と仇討つ者の目の下に,侮りと卑しめの騒ぎの本(元)とされた (てきと あだうつ ものの めの もとに,あなどりと いやしめの さわぎの もとと された.) ( ” 16 at the words of the taunters and revilers, at the sight of the enemy and the avenger.” ).
C 然るに私たちは信じ続けた . (しかるに わたくし たちは しんじ つづけた.)
18(17) これ等がみな,我等の身の上に起こったが,我等はあなたを忘れず,あなたの (Mosaic) 契約を裏切らなかった (これらが みな,われらの みの うえに おこったが,われらは あなたを わすれず,あなたの (ぼかし) けいやくを うらぎらなかった) ( ” 17 All this has come upon us, though we have not forgotten thee, or been false to thy ( Mosaic ) covenant.” ) . 19(18) 我等の心は後ろを向かず,足はあなたの道を逸れなかった (われらの こころは うしろを むかず,あしは あなたの みちを それなかった) ( ” 18 Our heart has not turned back, nor have our steps departed from thy way, …” ) . 20(19) それなのに,あなたは*金狼の住みかで我等を打ち叩き,我等の上に死の影を下ろした (それなのに,あなたは きんろうの すみかで われらを うちたたき,われらの うえに しの かげを おろした.) ( ” 19 … that thou shouldst have broken us in the place of jackals, and covered us with deep darkness.” ) . 21(20) 若し我等が神の御名を忘れ,異国の神に手を伸べたなら (もし われらが かみの みなを わすれ,いこくの かみに てを のべた なら) ( ” 20 If we had forgotten the name of our God, or spread forth our hands to a strange god, …” ) ,
D 神よ,我等を救い給え ! (かみよ,われらを すくい たまえ)
22(21) 心の秘密さえ知る神が,それを見抜かなかっただろうか (こころの ひみつ さえ しる かみが,それを みぬかなかった だろうか) ( ” 21 … would not God discover this? For he knows the secrets of the heart.” ). 23(22) 我等が日々突き刺されるのも,屠殺の羊の様に扱われるのもあなたの為なのだ (われらが ひび つきさされる のも,とさつの ひつじの ように あつかわれる のも あなたの ため なのだ.) ( ” 22 Nay, for thy sake we are slain all the day long, and accounted as sheep for the slaughter.” ). 24(23) 起きよ,何故眠られるのか,主よ,目覚めて,永久に我等を退けたもうな (おきよ,なぜ ねむられる のか,しゅよ,めざめて,えいきゅうに われらを しりぞけ たもうな.) ( ” 23 Rouse thyself! Why sleepest thou, O Lord? Awake! Do not cast us off for ever! ” ). 25(24) 何故,御顔を隠されるのか.我等の苦難と苦しみを忘れられたのか (なぜ,みかおを かくされる のか.われらの くなんと くるしみを わすれられた のか.) ( ” 24 Why dost thou hide thy face? Why dost thou forget our affliction and oppression? ” ). 26(25) 我等の魂は塵に伏す迄に成り,我等の腹は地に這っている (われらの たましいは ちりに ふす までに なり,われらの はらは ちに はって いる.) ( ” 25 For our soul is bowed down to the dust; our body cleaves to the ground.” ). 27(26) 起きて,我等を助け,その愛によって我等を救い給え! (詩篇第43篇完) (おきて,われらを たすけ,その あいに よって われらを すくい たまえ! 〈しへん だい よんじゅうさん ぺん かん〉) ( ” 26 Rise up, come to our help! Deliver us for the sake of thy steadfast love! (end of Psalm 43) ” ).
言い換えれば,神がそのカトリック教会を偉大な高みへ引き上げた時期がありました (いいかえ れば,かみが その かとりっく きょうかいを いだいな たかみへ ひきあげた じきが あり ました.) ( “In other words, there was a time when God raised up his Catholic Church to great heights. ” ).だが,今日,教会は世界中の物笑いの種に成っています.カトリック信徒で居るのが恥ずかしい程です (だが,こんにち,きょうかいは せかい じゅうの もの わらいの たねに なって います.かとりっく しんとで いる のが はずかしい ほど です.) ( “to the point that one can almost be ashamed to be a Catholic. ” ).しかし,依然として信仰を守るカトリック信徒はいます (しかし,いぜんとして しんこうを まもる かとりっくしんとは います.) ( “However, there are still faithful Catholics. ” ).神よ,彼らをお救い下さい.神よ,私たちをお救い下さい! (かみよ,かれらを おすくい ください.かみよ,わたくし たちを おすくい ください!) ( “O God, come to their help, O God, come to our help ! ” )
主よ憐れみ給え
(=キリエ・エレイソン)
(しゅよ あわれみ たまえ
〈=きりえ・えれいそん〉)
リチャード・ウィリアムソン司教
国を思って嘆く
1 第 44(43) 篇
歌の指揮者に.コレの子らの*歌.
(うたの しきしゃ に.これのこ らの うた)
2 *神よ,われらはこの耳で聞いた,
先祖が語ったことを.
そのころ,その昔のころ,
あなたが行われた偉業を,
(かみよ,われらは この みみで きいた,
せんぞが かたった ことを.
そのころ,その むかしの ころ,
あなたが おこなわれた いぎょうを,)
3 あなたの御手の業を.
先祖たちを植えつけるために,
あなたは国々を追い散らし,
先祖たちをひろげるために,
あなたはもろもろの民をさいなんだ.
(あなたの おんての わざを.
せんぞ たちを うえつける ために,
あなたは くにぐにを おいちらし,
せんぞたちを ひろげる ために,
あなたは もろもろの たみを さいなんだ.)
4 彼らが地をついだのは自分の剣ではなく,
彼らを救ったのは自分の腕の力ではなく,
あなたの御右,あなたの御腕,あなたのみ顔の光だった.
あなたは彼らを愛された.
(かれらが ちを ついだ のは じぶんの つるぎ ではなく,
かれらを すくった のは じぶんの うでの ちから ではなく,
あなたの おんみぎ,あなたの おんうで,あなたの みかおの ひかり だった.
あなたは かれらを あいされた.)
5 神よ,あなたは私の王,
ヤコブに勝利を与えた者.
(かみよ,あなたは わたしの おう,
やこぶに しょうりを あたえた もの.)
6 われらはあなたとともに敵に立ち向かい,
あなたのみ名によって,*仇をふみにじろう.
(われらは あなたと ともに てきに たちむかい,
あなたの みなに よって,あだを ふみ にじろう.)
7 私は自分の弓に頼らない,
私を救うのは剣ではない.
(わたしは じぶんの ゆみに たよらない,
わたしを すくう のは つるぎ ではない.)
8 あなたによって敵に勝ち,
憎む者は恥辱におおわれる.
(あなたに よって てきに かち,
にくむ ものは ちじょくに おおわれる.)
9 われらは日々,神において誇り,
とわにみ名をたたえる.
(われらは ひび,かみに おいて ほこり,
とわに みなを たたえる.)
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10 だが,あなたはわれらを退け,恥でおおわれた.
あなたはもう,われらの隊列とともに進まれなかった.
(だが,あなたは われらを しりぞけ,はじで おおわれた.
あなたは もう,われらの たいれつと ともに すすまれ なかった.)
11 あなたは敵の前で,われらを退却させたので,
われらを憎む者は略奪をほしいままにした.
(あなたは てきの まえで,われらを たいきゃく させた ので,
われらを にくむ ものは りゃくだつを ほしい ままに した.)
12 あなたはわれらを,屠殺される羊のようにし,
国々の間に散らされた.
(あなたは われらを,とさつ される ひつじの ようにし,
くにぐにの あいだに ちらされた.)
13 あなたは売っても利益にはならぬほどの安値で
民を売り払われた.
(あなたは うっても りえき には ならぬ ほどの やすねで
たみを うりはらわれた.)
14 あなたはわれらを,隣人の侮辱,
囲りの民のあざけりと卑しめの的とされた.
(あなたは われらを,となりびとの ぶじょく,
まわりの たみの あざけりと いやしめの まとと された.)
15 また,われらを国々のことわざの種にし,
もろもろの民の侮蔑にさらされた.
(また,われらを くにぐにの ことわざの たねに し,
もろもろの たみの ぶべつに さらされた.)
16 日々,私の前には辱めがあり,
恥辱が私の顔をおおった.
(ひび,わたしの まえには はずかしめが あり,
ちじょくが わたしの かおを おおった.)
17 敵と仇討つ者の目のもとに,
あなどりと卑しめの騒ぎのもととされた.
(てきと あだうつ ものの めの もとに,
あなどりと いやしめの さわぎの もとと された.)
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18 これらがみな,われらの身の上に起こったが,
われらはあなたを忘れず,契約を裏切らなかった.
(これらが みな,われらの みの うえに おこったが,
われらは あなたを わすれず,けいやくを うらぎらなかった.)
19 われらの心は後ろを向かず,
足はあなたの道をそれなかった.
(われらの こころは うしろを むかず,
あしは あなたの みちを それなかった.)
20 それなのに,あなたは*金狼のすみかでわれらを打ちたたき,
われらの上に死の影をおろした.
(それなのに,あなたは きんろうの すみかで われらを うちたたき,
われらの うえに しのかげを おろした.)
21 もしわれらが神のみ名を忘れ,
異国の神に手をのべたなら,
(もし われらが かみの みなを わすれ,
いこくの かみに てを のべた なら,)
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22 心の秘密さえ知る神が,
それを見抜かなかっただろうか.
(こころの ひみつ さえ しる かみが,
それを みぬかなかった だろうか.)
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23 われらが日々つき刺されるのも,
屠殺の羊のように扱われるのもあなたのためなのだ.
(われらが ひび つきさされる のも,
とさつの ひつじの ように あつかわれる のも あなたの ため なのだ.)
24 起きよ,なぜ眠られるのか,主よ,
目ざめて,永久にわれらを退けたもうな.
(おきよ,なぜ ねむられる のか,しゅよ,
めざめて,えいきゅうに われらを しりぞけ たもうな.)
25 なぜ,み顔を隠されるのか.
われらの苦難と苦しみを忘れられたのか.
(なぜ,みかおを かくされる のか.
われらの くなんと くるしみを わすれられた のか.)
26 われらの魂はちりに伏すまでになり,
われらの腹は地にはっている.
(われらの たましいは ちりに ふす までに なり,
われらの はらは ちに はっている.)
27 起きて,われらを助け,
その愛によってわれらを救いたまえ.
(おきて,われらを たすけ,
その あいに よって われらを すくい たまえ.)
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(注釈)
国を思って嘆く
1 マスキル(詩篇 42・1 の注釈を見よ→〈詩篇第42篇「追放されたレビ人の嘆き」 1 節 ヘブライ語では「マスキル」,意味は不明.「歌」や「詩」と訳す人もある.〉).
2 過去の盛時を,現在の衰えと比較するこの詩は詩篇 74・79,80 と同様に,前五八七年,
エルサレム滅亡を暗示するのであろう.18-23 節ではマカバイ時代の迫害を語るものといわ
れている.
6 角で打ち,足でふみにじる雄牛の動作から ; とったことば.
20 敵に荒された故国のことか(イザヤ 34・13,エレミア 9・10),あるいは迫害されたユダヤ人が隠れた沙ばくのことか(マカバイ上 2・29,9・33).
参考文献:
1.邦訳 旧約・新約聖書 Veteris et Novi Testamenti
(イラスト付…La Bibbia A cura di LA CIVILTÀ CATTOLICA EDITRICE ÀNCORA )
訳者 Auctor :フェデリコ・バルバロ神父 Federico Barbaro, s.
2. 英訳 THE HOLY BIBLE DOUAY-RHEIMS VERSION
3. 仏訳 LA SAINTE BIBLE SELON LA VULGATE Avec des notes & tableaux de Gustave Doré
(注:本投稿記事〈第388回エレイソン・コメンツ「詩篇作者の叫び ” SALMIST’S CRY ” 」〉は2015年4月19日04:13時に掲載されました.)